副業がジワリと広がっている。政府は1月末に副業や兼業を事実上解禁。大企業の中にも公に認めるところが増えてきた。

ソフトバンクもその1社だ。2017年11月に就業規則を改定し、副業を容認。人事本部の石田恵一氏は、「クリエーティブ、イノベーティブな風土の醸成を目指す働き方改革」の一環と説明する。副業で「社内の既存知」と「社外の既存知」とを掛け合わせ、新しい発想を生み出す狙いがある。

ソフトバンクの鶴長氏。同社子会社でAIのインキュベーション事業にも関わる

昨年末までの2カ月間で、すでに127件を承認。そのうちの1人が、鶴長鎮一氏(47)だ。エンジニアとして通信インフラの企画・設計や社内ベンチャーの支援に携わる傍ら、副業として「ライター」の顔も持つ。