社長に就任する吉田憲一郎氏(右)は物静かな印象だが、「若手を前にビジョンを語るなど、意外と熱い人」(社員)(撮影:尾形文繁)

ソニーの回復は本物か。その証明は新社長に委ねられる。

ソニーは2月2日、平井一夫社長が3月末で退任し、後任に現副社長兼CFO(最高財務責任者)の吉田憲一郎氏(58)が就任すると発表した。

背景にあるのは目覚ましい業績の回復だ。同社の2017年4〜12月期決算は、営業利益が前年同期比3.7倍の7126億円に達し、通期でも20年ぶりに最高営業利益を更新する見通し。

ゲームや半導体の好調に加え、盤石の金融事業、さらにテコ入れを続けたテレビ事業の採算改善も効いた。約6年にわたりソニーの立て直しを担った平井氏は「最大の課題だったエレキを改善させたのは感慨深い」と達成感をにじませる。

平井氏は、次期社長の吉田氏を「経営のパートナー」と呼ぶ。いったい、どのような人物なのか。

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