施政方針演説で、明治改元150年を強調した安倍首相(EPA=時事)

安倍晋三首相が年内の憲法改正発議を目指す動機の一つに、今年が明治改元150年に当たるということがある。

「憲法はこの国の形、理想の姿を示すものであり、私たちは時代の節目に当たって、どのような国づくりを進めていくのかという議論を深めるべきときに来ている。憲法改正は、国会が発議をし、最終的には国民投票によって決するわけで、国民の皆様が決めるものだ。国民の皆様が権利を実行するためには、国会で真摯な議論を行っていく、議論を深めていくことが必要であり、私たちにはその義務がある」

1月31日の参議院予算委員会、自民党の高野光二郎参院議員が、明治維新を引き合いに「憲法という日本のあるべき姿を国民が共有することで、イノベーションを起こすことができる」と指摘したのに対し、安倍首相は「国民の権利」「国会議員の義務」という強い表現で、発議に向けて改憲論議を進めていくべきだと主張した。

安倍首相は通常国会冒頭から明治改元150年を強調している。

「150年前、明治という時代が始まったその瞬間を、山川健次郎は、政府軍と戦う白虎隊の一員として、迎えました。しかし、明治政府は、国の未来のために、彼の能力を生かし、活躍のチャンスを開きました。

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