外国の新聞を読んでいると、日本の新聞とは世界情勢のとらえ方が随分異なることにしばしば気づかされる。毎年、イアン・ブレマー率いるユーラシアグループが世界の10大リスクを公表しているが、その内容を少しチェックしてみよう。

まずトップに来るのが中国である。米国ファーストを掲げるトランプ米大統領の登場により、米国の世界における関与がまだら模様になっている。その空隙を中国が埋めようとしているとブレマーは警鐘を鳴らす。

第二は誰も予期せぬ突発的な事故が起こる可能性である。日本がいちばん困るのは、疑いなく北朝鮮の暴発であろうが、これについてもトランプ大統領の性格が大きな影を落としている。