まちだ・ただし●1956年生まれ。79年に日本リクルートセンター(現リクルート)入社。2013年にSGホールディングス取締役就任、人事・総務を担当。15年3月から現職。(撮影:風間仁一郎)

外注活用で宅配便を維持 社員の待遇改善も進める

宅配ができなければ、ネット通販の成長に伴う果実を取ることはできない。ただ、すべてを自社の社員で運ぶ必要はなく、従来どおり外注を活用しながら、宅配便を維持していく。

人材確保に向けて、社員の待遇も改善する。実際、2017年秋以降に入社した中途社員の初任給は1万〜2万円引き上げた。秋以前に入社した日の浅い社員の給与についても、中途・新卒を問わず同水準へと見直した。

宅配便の取扱個数の増加に対応し、インフラの強化も進める。20年夏には東京で新しい大型物流施設を稼働させ、処理能力を16%高める。ただし、シェアを追っているわけではない。あくまで採算を重視し、コストを運賃に反映させる取り組みを継続する。