国内のファッショントレンドを形成してきた、と言っても過言ではない百貨店。楽天やゾゾタウンが牽引するファッションEC市場では後塵を拝するが、そもそもEC市場で戦えるのか。

百貨店大手の高島屋は同業他社に先駆けて、1996年にEC事業を立ち上げた。当初は元来の得意分野である衣料商品にも注力していたが、アパレルECとの競争では劣勢に立たされていた。

そこで、2013年から「百貨店に期待される上質の商品やサービスを打ち出せる分野」(高島屋クロスメディア事業部の佐久間良枝部長)として、中元・歳暮など贈答品の展開に軸足を置いた。