中国では北朝鮮レストランが次々に閉鎖されている(写真は吉林省にあるレストランで、イメージ)(Imaginechina/アフロ)

何とも意味深な報道であったがゆえに、大きな反響を呼んでしまったのかもしれない。

2017年12月6日、吉林省党委員会の機関紙・吉林日報は1面から5ページを割いて核の特集を組んだ。その内容は、核兵器に関する一般的な知識に加え核被害からいかに身を守るかの方法を丁寧にカラーのイラスト入りで紹介したものだ。

時期が時期だけに、「米朝衝突が近いのか──」といった憶測を呼んだことは言うまでもない。しかも、吉林省は北朝鮮と境界を接し、貿易が盛んで人の往来も頻繁であるのだ。

だが、記事掲載の意図は必ずしもネット市民が期待したようなものとはいえない。

中国外交部の報道官は、定例会見で「米朝の核戦争の可能性」を暗に質問した記者に対し、「あなたは日頃から吉林日報に注目しているのですか?」と逆質問し、深読みしないようくぎを刺した。

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