のどあめ、ポテチに乳酸菌

健康志向を受け、企業の商品開発は熱を帯びている。

スナック菓子を柱とするカルビーは腸に効くといわれる乳酸菌入りのポテトチップス「ぽいっと!」を2017年10月に発売した。「女性を意識して商品サイズを小さくした」(カルビーの小泉貴紀執行役員)という。

「ぽいっと!」はキリンホールディングス(HD)との提携による戦略商品だ。同社はグループ会社の小岩井乳業、協和発酵バイオと共同で10年から「プラズマ乳酸菌」を研究しており、今回がその外販第1弾。カルビーの調査によると消費者はスナック菓子にも「ヘルシー感」を求める傾向にある。カルビーはキリンHDとのコラボ商品を橋頭堡に、今後も健康訴求の商品を増やす方向だ。

乳酸菌入りを強調したカンロ「たたかう乳酸菌」(左)とカルビー「ぽいっと!」(右)

「糖と歩む企業」。キャンデーが主力のカンロは17年11月、糖質制限ブームの“逆張り”をするかのようなキャッチフレーズを打ち出した。甘みのあるキャンデーと糖は切っても切れない関係だが、キャンデーを数個食べてもご飯や麺類に比べれば摂取糖質は限定的。日本人の糖類摂取量はWHO(世界保健機関)の推奨する量を下回っている、とのデータもある。

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