旭川市といえば北海道のほぼ中央の上川盆地に位置し、人口約34万人を抱える道内では札幌市に次ぐ中核都市だ。

札幌は道内経済の中心地であるほか、観光客でにぎわう観光都市というイメージが強い。一方で旭川と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、「日本一寒い街」という気候の厳しさではないだろうか。1902年に国内観測史上の最低気温であるマイナス41度を記録したことで有名だからだ。

旭川は道央経済の中心地とはいえ、事業所数は少なく、ビジネス客でにぎわっている印象は薄い。観光地としても、夏は大雪山や層雲峡といった名所があり、冬はペンギンたちが行進するほほ笑ましい姿で一躍有名となった旭山動物園などが思い浮かぶものの、観光都市のイメージからは程遠い。

しかしここ数年、旭川がホテルの建設ラッシュであることはあまり知られていない。