組み合わせ抽選で最後にコールされた日本代表。H組で2大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指す(JFA/アフロ)

サッカー界の2018年の最大のイベントといえば、やはりロシアで開催されるワールドカップだろう。優勝争いは前回王者のドイツ、南米予選を圧倒的強さで突破したブラジルを軸に展開されそうだ。

ドイツはF組に入り、6大会連続で16強入りするメキシコが初戦の相手。第2戦のスウェーデンも侮れないが、就任13年目のレーヴ監督率いるチームの完成度は高い。経験豊富なエジルやミュラーなど計算できる面々がそろい、17年の国際試合も6勝2分と負けなし。穴は見当たらず、取りこぼしがなければ、確実に上位に勝ち上がってくる。

優勝候補の筆頭はドイツ ブラジル、ポルトガルも

そのドイツに前回準決勝で1─7という「ミネイロンの惨劇」を味わったブラジルは、16年6月に就任したバッチ監督の下、強固な守りを構築し、新たなチームに生まれ変わった。日本代表のハリルホジッチ監督も「全員がハードワークして守るブラジルを初めて見た」と語るほどの守備組織が出来上がり、ネイマールやジェズスら攻撃陣がより力を発揮できるようにもなった。彼らのいるE組はスイスコスタリカセルビアと好チームがそろうが、ブラジルが頭一つ抜けているのは間違いない。