大島理森衆議院議長は2016年12月、衆議院議会制度協議会で「国会審議の実情に疑問を感じざるをえない」と、国会審議に異例の苦言を呈した。政治改革を経ても政治が活性化しないのはなぜか。

おおしま・ただもり●1946年青森県生まれ。慶応義塾大法学部卒。毎日新聞社入社後、青森県議会議員を経て、83年衆議院初当選。以降12期当選、2015年4月より現職。(撮影:今井康一)

私は海部俊樹内閣の官房副長官として政治改革にかかわった。小選挙区制度導入の目的は、まず政策本位、政党本位の政治(を実現すること)だ。政権交代が可能な選挙制度であることが求められた。政治資金も、かなり細かい部分までオープンにしなければならなくなった。政党本位の政治が一層進んだ。