民進党の3分裂で衆院選での自民党圧勝を許した野党陣営。2018年の最大の課題は、19年夏の参院選に向け、巨大与党打倒のための再編・勢力結集となる。

衆院の小選挙区比例代表制は、自民党1党支配体制を打破し、2大政党による政権交代を可能にする制度として導入された。ただ、17年10月の衆院選のように野党が乱立すれば、自動的に与党が圧勝する仕組みでもある。となれば、野党は次期衆院選までにあらゆる手を尽くして勢力結集を図るしかない。

しかし衆院選後の野党各党の動きは、路線対立の果ての民進党分裂の後遺症で、「結集どころか乱立の固定化」(自由党幹部)にも見える。民進党が呼びかけている18年通常国会での「統一会派」結成には希望の党が前向きだが立憲民主党は難色を示す。「立憲民主は『左』、希望は『右』を向き、その間に民進が立ちすくむ」(首相経験者)という構図だ。