企業からワークショップ型の研修を依頼されることが増えている。研修を行う数週間前に、担当者と実施項目について調整する。戦術論から意思決定法、リーダーシップ、危機管理法、災害対処法、身体操作法、健康維持法、サバイバルテクニックまで、要望に合わせて実施しており、今のところ一番人気はチームビルディングである。

一般的にチームビルディングは、ただ人が集まっただけの集団から、共通の目的に向かって協力し合える集団へ成長させるプロセスといわれている。だが、それだけでは、協調性のある仲間づくり程度のことで終わってしまう。私はこれを、「強いチーム」を作るためのプロセスととらえている。

この「強さ」は、対人的な強さではなく、より困難な目的であっても達成する能力のことだ。そうした能力に長けたチームづくりでは、レベル1から5まで、費やす時間によって到達する段階が異なる。レベル4以上となると、日常生活からそうとう懸け離れているので、今回は、レベル3までの内容を紹介したい。