全上場企業平均で2ケタの営業増益、上場企業の3割が過去最高益を更新する見込みであるなど好業績が鮮明な中、今どき業績の悪い会社が存在する。

中小型液晶パネル製造で世界首位級のジャパンディスプレイは、まだ量産化できていない有機ELディスプレー(以下OLED)を米国最大顧客が他社から採用し数量大幅減。海外他社の価格攻勢も激しく、9月までの上半期で268億円の営業赤字を計上。下期の見通しも厳しく、通期では400億円の営業赤字に転落する見通しだ。OLEDの量産化メドを1年後ろ倒して2019年からとするなど先行きは厳しい。

業績を発表するジャパンディスプレイの東入來信博会長兼CEO(撮影:大澤 誠)