株式投資の銘柄選びと売買タイミングでは何が重要なのか。ファンドマネジャー歴25年、運用資産2200億円の日本株ファンドでの運用経験がある、楽天証券の窪田真之氏に聞いた。

Q

これから上昇が期待できる銘柄はどうやって見つければいいですか?

ファンドマネジャー時代、二つの異なる種類の上昇株を探していた。成長株と割安株である。

成長株とは、成長ストーリーが明確で最高益更新が続く株。PER(株価収益率)や、PBR(株価純資産倍率)が高く、配当利回りは低いことが多い。誰の目にもわかりやすい成長株は、図表1下のように株価がぶっ飛んでいることがある。通常の銘柄だとPERは10倍台のことが多いが、成長株だと30倍を超すことが珍しくない。

それに対して割安株は、堅実経営なのに人気がなく、PERやPBRが低くて、配当利回りが高い株をいう。短期的な悪材料によって、株価が下がり続けていることもある。

いま日本でも世界でも、さまざまな分野で「ゲームチェンジ」が起こりつつある。技術革新や新サービスの登場で、企業の勝者と敗者が目まぐるしく入れ替わる。成長株投資では、ゲームチェンジの流れを読み、勝ち組となる企業を見極めることが重要だ。