プライベートルームで供されるシャンパンはブランデミレネール95。市場価格は約2万円

マイレージの本質は下剋上にある。筆者のような安月給の勤め人は豪邸、別荘はおろか、新幹線のグリーン車すら高嶺の花だ。だが、ファーストクラスはたまに乗る機会がある。それは庶民が富裕層に対抗しうるマイレージという武器を持っているからだ。

2017年5月のゴールデンウイーク(GW)最終日、シンガポール航空のファーストクラスでシンガポールから成田まで飛んだ。

この区間は特典航空券なら片道6万5000マイル。このマイルを貯めるためには東京とサンフランシスコを7往復しなければならない(加算率が100%の場合)。

だが、マイレージを買い物でも貯めるとしたらどうだろうか。

DCカードジザイルで買い物して貯めたポイントをMUFGカードプラチナAMEXのポイントに移行後、シンガポール航空のマイルに移すと、100円で2.4マイル加算される。6万5000マイルを貯めるのに約270万円の買い物をした計算となる。

昨今はスーパー、コンビニはもちろんのこと、定期券や公共料金もカード払いが可能だ。仮に月7万5000円をカード払いにすれば、3年に1回は上述したようにファーストクラスの旅を楽しめる。

ただし、マイレージプログラムを利用するにはいくつかのハードルがある。その一つが、予約が取りづらいという点だ。GWなどのピーク時ならなおさらである。航空会社としては有償の航空券で搭乗してくれる客がいるかぎりそちらを優先させるのは当然のことともいえる。