(イラスト:ソリマチアキラ)

春先の試合に比べ、秋の陣になると日本選手の活躍が目立つのは例年のことです。池田勇太がいい例ですが、メジャー大会や諸外国の試合に春先から参加し、決して本意とはいえない成績だったものの、日本に帰ると水を得た魚のように伸び伸びとプレー。「俺がやらなきゃ誰がやる」と、持ち前の攻撃型ゴルフで優勝回数を伸ばしています。日本ツアーに今後も期待が持てるのは、その池田を追うように宮里優作、小平智、片岡大育、若手では時松隆光などが、毎週上位に顔を出しファンを楽しませているからです。

「最近、テレビで見るゴルフ中継も面白くなった」と耳にするのですが、選手の好プレーだけでなく、テレビ局の中継スタッフの努力もありますね。われわれも各ホールのピンポジションを決めるアドバイザリースタッフをプロゴルファーに依頼していますが、そのピンの位置を画面で紹介し、「この位置だったらティーショットはフェアウェー左サイドがベストだね」とか、見ている人に分かりやすく、それによってハラハラドキドキするような画面を作ってくれるのも一因です。

テレビ中継はホール全体を見せるため、どうしても高い位置からの映像になります。すると全体はよく見えるけど、フェアウェーの傾斜、グリーンのアンジュレーションがいま一歩伝わらなかったのですが、各局の工夫によってそれがわかりやすくなり、試合の迫力、ナイスショットやナイスパットがよく伝わるようにもなり、感謝ですね。