「清水(静岡市)の人間は生活をするうえで、何らかの形であの会社とかかわっている。それだけ大きな存在ですよ」

地元住民がそう話す会社が鈴与だ。1801年に回船問屋として創業。侠客として知られる清水次郎長の誕生(1820年)よりも早くから事業を営んできた。現在は建設や石油販売など、さまざまな事業を展開し、売上高は拡大基調にある。まさに清水の親分的な存在だ。グループのトップは代々、「鈴木与平」を襲名し、現在の会長は8代目になる。

鈴与は企業理念に「共生(ともいき)」を掲げている。顧客だけではなく、地域社会との共生を意識し、地域と二人三脚で事業を行うという意味だ。

単独で航空事業に参入 地元もバックアップ