「上司や取引先に渡す手土産は、高島屋ではなく天満屋で買う。品物が何かより天満屋の包装紙、紙袋であることが重要だ」と、岡山に住む40代男性は言う。

年を重ねた岡山県民にとって圧倒的なブランド力を誇る百貨店が天満屋だ。岡山、広島、鳥取で合わせて9店舗を運営し、女子陸上競技部の活躍でも知られる。

天満屋が発展したのは「(創業家である)伊原木家とは血縁関係のない伍朗氏が4代目社長となったことが大きい」と山陽新聞元専務で地元財界に詳しい赤井克己氏は語る。