モンゴルのホームステイ先にて。モンゴリアンブルーと呼ばれる空が草原に映える

夏のモンゴルは緑一色となる。北京発の中国国際航空の機体がウランバートル空港に向けて降下する頃、窓の外は草に覆われた平原と山が地平線の果てまで続いていた。

モンゴルは近くて遠い国といわれる。成田から直行便で5時間30分だが、近年の日本人の年間渡航者数は1万人台後半にとどまっている。その理由の一つが航空券の金額の高さだ。内陸性気候のモンゴルは、冬はマイナス30度以上に達することも珍しくない。そのため、観光客が集中する夏期の航空券は10万円近くまで高騰する。

その点マイレージの特典航空券なら夏でもほかの時期と変わらず、北京や上海に飛ぶのと同じ必要マイル数でカバーできる。2014年7月、ユナイテッド航空の特典航空券を利用して、友人のI氏とモンゴルへ飛んだ。

草原でゲルに民泊する

モンゴル旅行といえばモンゴルの伝統的なテント形式の住居ゲル(パオ)を模したツーリストキャンプに泊まるのが一般的だが、今回は民泊でモンゴル人の生活に24時間密着してみた。

ステイ先へは空港から車を飛ばして1時間ほどだった。ツーリストキャンプを遠望するなだらかな草原の傾斜地に六つのゲルが並んでいる。そのうちの一つがわれわれの泊まるゲルだ。

360度の視界が開ける草原を流れる乾いた風に吹かれているだけでも飽きることがない。