(イラスト:ソリマチアキラ)

「ゴルフざんまい」連載が600回を超えたそうです。おめでとうございます! 長寿コラムにびっくり。私は執筆者の一人として、2006年4月から11年あまりお世話になっています。ツアープロとしての経験を基に、現在は協会会長という視点も加味して、書かせていただいております。

さて、今回はメジャーのお話。プロになったら誰でも優勝を夢見ます。その中でも公式戦・メジャーは別格です。日本にゴルフがあるかぎり、優勝者の名前は記録に残り歴史に名を刻むことができます。そして映像も残ります。

日本女子ツアーは今年38大会開催されるうち、4大会がメジャーです。それぞれコンセプトが違います。最初のメジャーは5月。「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」の特徴は、世界ランキング上位50人に最優先出場資格があり、その次に日本ツアー選手となっていることです。日本で世界の強豪選手が数多く集う大会にしたいという思いが詰まっています。

次は、9月に開催された「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」。これは協会創立とともにできた歴史と伝統が詰まった女子ツアー最古の大会です。この大会は出場選手がプロのみで、開催地は毎年変わります。協会創立50周年の節目にあたっての大会主旨は三つ。まず東日本大震災復興支援。普段私たちは全国のゴルフファンからたくさんの応援をいただいているので、被害の大きかった岩手県で初めてメジャーを開催して、元気いっぱいの女子ゴルフを地域の皆様に見ていただきたい。二つ目は、「プロ日本一」から「プロアジア一」を決める大会への変更。スポンサーの多大なるご支援のもと、賞金総額は2億円と世界規模になり、アジア選手の推薦枠も新設しました。日本はアジアでいちばん女子ゴルフツアーが発展しているので、リーダーシップを発揮してアジアを牽引するツアーとしてアジア各国のプロが憧れる大会を目指します。三つ目は、ゴルフの普及拡大とインバウンド誘致。もともと毎年開催地を変更しているのは、全国でのゴルフ普及拡大を目的としているからです。今年から世界に向けてインターネット配信もし、日本の女子ツアーと開催地岩手県、日本のゴルフ場を訴求し、ゴルフの魅力を伝え、世界のゴルフ好きな方々に日本に来ていただきたいと思っています。

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