佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表 佐々木常夫
ささき・つねお●1944年秋田市生まれ。東京大学経済学部卒業、東レ入社。2001年取締役。03年、東レ経営研究所社長に就任し、10年に独立し現職。内閣府の男女共同参画会議議員、大阪大学客員教授などの公職を歴任。(撮影:今井康一)

私の故郷の秋田では、若者がみな都会に出てしまって人手不足が激しく、事業継続できない会社が相次いでいる。少子高齢化で生産人口が減るから、女性も高齢者もみな働かなければならない時代になる。シニアが働くチャンスがいっぱい出てくる。

1980年代まで日本の定年は55歳だった。昔は定年まで勤めれば、そう先は長くなかった。今は60歳で定年を迎えても、30年ぐらい生きられる。少なくとも75歳までは体が動く。定年になっても働きたい人のほうが多い。人間には働き続ける意欲がある。

しなやかに生きる時期