大量の書類に目を通す採用担当者。読みやすさが印象を左右する(イラスト:秋葉あきこ)

空前の人手不足もあり、50代以上のシニア世代の転職例が増えている。経営幹部やスペシャリストの人材紹介に強いジェイエイシー リクルートメント(JAC)では、成約件数全体の14%が50代以上で、数年前の10%程度から拡大している。

「長年の経験や技術力、知識やスキルを必要とする企業のニーズが高い」(JACの松園健社長)。製造業などで業績を伸ばした知見をアジアやアフリカなどの新興国で生かしたり、首都圏以外の企業から特定のスキルを求められるといった求人があるという。経営者の世代交代も求人需要を後押しする。

しかし一般にはまだ「転職は35歳が限界」といった先入観が強い。JACに求人紹介の相談に訪れる人も、「私でも本当に就職できるのでしょうか、といった質問から始める50代が多い」(小浜剛・北関東チームマネージャー)。

まずは職務経歴書に慣れること