ニューヨークでは不動産価格が高騰しすぎて、中心部ですら空き店舗が目立ってきた(Getty Images)

7月の首都圏の新築マンション平均販売価格は、前年同月比16%上昇し、6562万円だった(不動産経済研究所調べ)。リーマンショック直前の2008年7月から、実に41%の上昇である。

これで驚いてはいけない。報道によれば、米ニューヨーク・マンハッタンの4~6月の新築マンション平均価格は過去最高の219万ドル。高額にもかかわらず、取引件数は前年同期比15%増と活況だ。

オーストラリアのシドニーではこの10年で家賃が2倍以上にハネ上がり、今や低所得者の99%が市内には住めないという水準に達した。

国際決済銀行(BIS)のデータは、分析可能な国の住宅価格が過去10年で平均3割上昇していることを示している。