個人間取引(C to C)のフリマアプリという新しい流通の世界を先頭に立って切り開くメルカリ。創業5年目に突入する中、山田進太郎会長兼CEOはすでに活動の軸足を海外に移している。今後に向け、どんな成長ストーリーを描いているのか。

今年4月から会長職に就いた山田氏は1年の大半を米英などで過ごし、海外事業に専念している(撮影:今井康一)

──「年内にも上場へ」との報道が出ています。

資金調達という点では、つねにあらゆる可能性と手段を視野に入れている。プライベート(未上場)のままで調達することもできるし、どの手段がいちばんいいのかは長期的視点で考えている。ただベンチャーキャピタルにも資金を入れてもらっているので、当然彼らにとってのエグジット(資金回収)は必要になる。それをどのタイミングでやるかというのはフレキシブルに考えている。

ユーザーが増えるにつれ、最近は不適切な使われ方を指摘されることも増えた。しかるべき時点で上場し、「社会の公器」になっていく必要性は感じている。

──最近では本・CD・DVD専用、ブランド品専用のフリマアプリも始まりました。メルカリのビジネスは、どこに向けて広がっているのでしょうか?