トータルブレイン社長 久光龍彦
ひさみつ・たつひこ●1940年生まれ。長谷工工務店(現・長谷工コーポレーション)専務、長谷工コミュニティ社長などを経て、99年にトータルブレインを設立。マンション事業全般のアドバイザリー業務を手掛ける。(撮影:今井康一)

客層で売れ行きに明暗 郊外価格は下落する

現在の首都圏のマンション市場は、昔のように「ブームが来た」とか、「ブームが終焉したとか」などと一口では語れない。市場の二極化で、物件の売れ行きが極端に違うからだ。

郊外のマンション販売は厳しい。価格が上がりすぎた。こうしたマンションの購入層は、坪単価180万円程度で、3500万円前後のマンションを買っていた。ところがこの数年、坪単価が220万円程度になり、販売価格は4500万円くらいと、売値が1000万円ほど上がってしまった。