英語の民間検定試験の活用は大学入試改革の目玉だが、高校入試でも導入の動きが出てきた。

大阪府は今年の府立高校入試からTOEFL iBT、IELTS、英検の3つを採用している。英検準1級(大学中級程度)を取得していれば満点扱いになる。狙いは「4技能(読む・聞く・話す・書く)」の習得だ。

変更したのはそれだけではない。従来の試験では、全体の配点に占めるリスニングの割合が約20%、ライティングが約8%だった。それをそれぞれ約33%、約20%まで引き上げた。さらにリーディングの英文量も増やし、より高度な力が求められるようになった。

ただし府立高校入試の問題にはA(基礎的問題)、B(標準問題)、C(発展的問題)があり、各高校が選択して出題する。前述の変更はCを対象としたもので、採用したのは北野高校や天王寺高校といった大阪府教育委員会が指定する「グローバルリーダーズハイスクール」10校など学力上位校だ(検定試験の読み替え得点率は3種類すべてに適用)。