大学入試改革の狙いは、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を身に付けさせることだ。東京大学の推薦入試や京都大学の特色入試では、その力を測る選考が行われている。今年の東大工学部推薦入試の小論文課題を見てみよう。

「ルネサンス期に欧州に大きな社会的変革をもたらした『火薬・羅針盤・活版印刷術』は三大発明と呼ばれている。なぜそう呼ばれているかを考察した後、2050年ごろまでに期待する三つの技術革新を挙げ、それらの相乗効果がもたらす社会的変革を説明せよ。」

決まった答えはなく、歴史などの知識を活用しながら解答を導き出す必要がある。求められるのは「深い学び」。それを身に付ける手法として注目されるのが、アクティブ・ラーニング(AL)だ。調べ学習や討論、発表など、生徒が能動的に学習することを指す。

ALに優れた学校だと考えられるのが「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」だ。SGHは国際的に活躍できる人材を育成する高校、SSHは理数教育を重点的に行う高校として文部科学省が指定し、ALを推進。東大推薦入試合格者71人のうち4割、京大特色入試合格者97人の6割がSGH、SSH出身だった。

そこで下記にSGHとSSHの指定と東大推薦入試、京大特色入試の合格者数を組み合わせた「アクティブ・ラーニングに強い高校」を掲載した。ぜひ参考にしてほしい。