人生100年時代をいかに生きるべきか。言うまでもなく、長寿化する人生において「おカネ」の問題はより重要になる。おカネは、自由を拡大する手段であり、生きるためには不可欠だ。

ここでは、マンガ「日本版ライフ・シフト 世代別3人のシナリオ」で登場した1947年生まれの博(70)、72年生まれの大輔(45)、2000年生まれのさくら(17)の親子孫3世代の人生を、おカネという側面から考えてみよう。ぜひ、自身の人生に投影して思いを巡らせてほしい。

3人はそれぞれいくら貯めておけば安心して老後を過ごせるのか。それを知るためには、現役時代に手取り年収の何%を毎年貯めるべきかを示す「必要貯蓄率」を計算することが重要だ。下図にある「人生設計の基本公式」を使えば簡単に導き出すことができる。

計算しないでも、東洋経済オンラインのサイトで6つの数字を入力すれば 必要貯蓄率が求められます http://toyokeizai.net/articles/-/173099

まず、高度経済成長期に生きた博の45歳時点の必要貯蓄率は、15.9%だ。現役時代の平均手取り年収を600万円とした場合、年間約95万円の貯蓄をすれば、老後の生活費は現役時代の7割の353万円で過ごすことができる。