左からソニーの平井社長(撮影:今井康一)、ファナックの稲葉会長(撮影:尾形文繁)、日産のゴーン会長、東京エレクトロンの河合社長(撮影:今 祥雄)がランキング上位に

[徹底検証]株主総会 2017

名だたる大企業のトップはどのくらいの報酬を得ているのか──。

3月期決算企業のうち、時価総額上位200社(6月2日時点)を対象に2016年度の役員報酬を調査した。総額上位にはファナック、日立製作所、三菱電機、東京エレクトロンなどが並んだ。なおソフトバンクグループは提出会社(持ち株会社)のみの開示のため除外している。

1位のファナックは営業利益率が3割近い収益力の高さに加え、ワンマン経営である点が影響している。人材コンサルティング会社のコーン・フェリー・ヘイグループの本寺大志氏は、「ワンマンやオーナー企業は経営者の決定権限が強いうえ、社内で忖度(そんたく)も働きやすい」と話す。ただ総額は前年度に比べ9.3億円減少。2期連続で減益になったことを反映したようだ。

最高益を更新した東京エレクトロンは総額が3.5億円増加。半導体業界は業績が急変動を繰り返してきたため、好調なときに多くの報酬を出す傾向がある。従業員の平均年収も949万円と46万円上昇した。

社長より高給な外国人