周辺ビジネスの勃興が期待できるAIは、株式市場でも関心の高いテーマだ。ここでは『会社四季報』のデータを基に、中小型株に絞ってAI関連銘柄を選んでみた。

銘柄を年初来株価騰落率の順に並べると、チェンジが1位となった。同社は2003年設立のITコンサルティング会社で、16年9月に上場した。企業の業務プロセス改革を支援し、東京メトロのトンネル検査におけるiPadの活用で実績がある。

チェンジは専用アプリケーションを開発・提供、紙の報告書に記入しデジタルカメラで写真を撮影していた検査業務をiPadで行えるようにした。前回検査での写真を参照しながら同じアングルで撮影できるようにするなど、記録の正確性も向上させた。

「業務プロセスの改革で取りうる選択肢は、統合・集約や外部化、自動化となる。この自動化における大本命がAIの活用だ」。福留大士社長は自社事業とAIとのかかわりについてそう話す。

AI導入が進む分野として期待するのは鉄道など老朽インフラの点検業務だ。写真データなどを基にAIが修繕の要否まで判断することを目指し、実証実験を行っている最中。汎用技術も一部用いるが、自社でAIを開発できるだけの体制は整えているという。

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