6月8日の総選挙を前にして英国は二つのテロを経験した。一つはマンチェスターでのポップ歌手のコンサートで、もう一つはロンドン橋とその周辺で。問題は、これらが人々の投票行動に影響を与えるかどうかである。

残念ながら、学術研究が示唆するところによれば、テロは有権者心理に重大な影響を及ぼし、選挙結果に影響を与える可能性がある。

一般的に言って、有権者の決断を左右する主な要因の一つは経済だ。だが、テロは経済も含めて「通常」の政策から有権者の関心をそらす。つまり、安全保障や外交といった、普段はさほど注目されない問題が、最大の関心事となりうるのである。