安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」をめぐる問題で、政治主導のあり方にも議論が及んでいる。

加計学園が開設を予定している大学の獣医学部が国家戦略特区の目玉とされていることに関連して、首相主導の特区選定という政策決定に官僚や国会議員たちは抵抗すべきではない、といった意見が聞かれる。霞が関の幹部人事を首相官邸が握るシステムが官僚の「忖度(そんたく)」を生んでいるのではないかという指摘には、「人事権を官僚に戻せば、再び官僚主導の政策決定になるだけ」という議論もある。

政治主導論議を整理してみよう。