ネット通販が主力の「ほぼ日」などIT関連や外食・サービス関連の新規上場が多いのが今年の特徴。ここ数年のIPOの中心だったゲームやバイオは少ない(撮影:風間仁一郎)

IPO(株式新規公開)市場が活気を取り戻している。今年に入って新規上場した32銘柄(TOKYO PRO Marketは除く)の平均初値騰落率(公開価格に対する初値の上昇・下落率)は105.8%。公開価格の2倍強の初値がついた格好で、2013年以来の高水準だ。

(注)2017年の平均初値騰落率は5月30日時点。TOKYO PRO Marketは除く (出所)いちよし証券

初値が公開価格を割り込んだのは4銘柄。うち3銘柄は一度上場廃止になった後に再び上場してきた“出戻り組”だ。再上場銘柄の株価は、上場廃止前の過去の株価水準に影響を受けやすい。つまり、今回が初めての上場となる本来の意味でのIPO銘柄は、良好なパフォーマンスを示していることになる。