日本の5月の連休明けは、奇しくもたてつづけにフランス・韓国で大統領選挙があった。いずれも予想どおり、という意味では、ごく「順当」な結果である。

フランス新大統領は、マクロンに決まった。極右のルペン候補をやぶっての勝利で、EU支持など、フランスの現状路線が何とか追認された恰好である。

それでも、マクロン大統領は39歳。ド・ゴールと重ならない世代の登場である。既成政党の枠からもはずれているから、その言動はやはり、従来とはちがったものにならざるをえまい。むしろそれが民意だったはずである。

それと同時に、有権者の三分の一が棄権にひとしかったし、当選早々反マクロンのデモも頻発している。その針路は決して、予断を許さない。「順当」どころか、多難な船出になることは必至である。