小著がこのたび、台湾で翻訳出版された。原著は出てから、もう十年になろうか。16世紀から日露戦争・韓国併合までの日中韓、東アジアの歴史を概観した、文字どおりごく小さな本である。

自著の翻訳が出るのは、外国でもそれなりの評価を受けたという意味なので、物書きにとっては冥利につきる思いである。今回はそのうれしさ余っての執筆、正直に申して自己宣伝にほかならない。

貴重な誌面にもかかわらず、浮かれてお見苦しい点、どうかご寛恕いただきたく思う。