業績が好転してきたソニー。欧州地域ではデータを活用したマーケティングで大きく成功した。その中心にいたのが、現在ソニーマーケティング グローバルセールス&マーケティングオフィサーの玉川勝氏である。

ソニーマーケティング グローバルセールス&マーケティングオフィサー 玉川 勝
たまがわ・まさる●1990年ソニー入社。2012年ソニーヨーロッパ社長。16年から全世界のコンシューマーAV製品の販売・マーケティングを担う現職に。会長兼務。

──2012年7月から3年半のソニーヨーロッパ社長時代に、欧州での事業を黒字化しました。

社員で共有するミッションを、シンプルに「黒字化」「シェア復活」と定めた。実現のための課題は、生産性、利益率、そして売り上げをいかに上げるかだ。テレビを例にとると売上台数を12年度の2.5倍以上にしないと黒字化は難しかった。成長の余地がどこにあるかをデータで明らかにし、計画を立てて実行していった。

──具体的には?