5月14日、一帯一路に関する初の首脳会議が北京で開幕。同日に北朝鮮はミサイル発射を行った(ロイター/アフロ)

米韓合同軍事演習が終わり、朝鮮半島で高まった緊張もやっと一息ついたかに見えた矢先のミサイル発射だった。5月14日、北朝鮮は新型弾道ミサイルの発射実験を行った。

中国にとっては最悪のタイミングだった。同日から北京では「シルクロード経済圏構想(一帯一路)」首脳会議が開催され、おびただしい量の関連ニュースがメディアにあふれていた。

同時に習近平国家主席が力を注ぐ北京郊外の副都心「雄安新区」の開発計画など、人々の話題は「安全保障」から「経済」へと変わりつつある中での、北朝鮮の挑発行動だったからだ。