去る4月25日、緊張の高まった朝鮮人民軍創設85周年記念日は、北朝鮮が「自制」したのか、どうにか事なきをえた。前後に核実験やミサイル発射がそれなりの現実味を帯びていただけに、抜き差しならない事態に陥る可能性もあったのである。

そうはいっても、危機が収束したわけではない。その後4月29日、北朝鮮は実際にミサイルを発射し、日本でも鉄道が止まるなどの騒ぎになった。ティラーソン米国国務長官が主催した国連安全保障理事会の閣僚級会合に合わせたという説もある。