伊勢丹松戸店。市内唯一の百貨店で最大の商業施設だが、ここ数年赤字が続いている

千葉県JR松戸駅から徒歩約5分。伊勢丹松戸店では5月大型連休の最終日にもかかわらず、にぎわいは見られなかった。

「閉店するってうわさは何年も前からある。1階の化粧品と地下の食品は調子がいいみたいだけど、上の階はダメだね」。周辺住民はこう口をそろえる。

「松戸にしかない特別な商品はない。百貨店を使うときは都内へ行く」(40代女性)。2016年度の同店の売上高は前期比約6%減に沈んだ。

[図表1]
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ユニクロ導入も検討

「ユニクロなどさまざまな業態を入れるかといえば、イエスだ」

5月10日に開かれた三越伊勢丹ホールディングスの16年度決算会見。その席上、杉江俊彦社長は不採算店の対応についてそう語った。