考え方の違いもあり、相性がよいとはいいがたい公明党の山口代表と安倍首相(時事)

第一級の政治スキャンダル、と野党側は勢い込む。安倍晋三首相は早期収束に懸命だが、森友学園疑惑は今も「火薬庫」である。

一方で閣僚の失態や暴走も後を絶たない。金田勝年法相、稲田朋美防衛相、鶴保庸介沖縄北方相、今村雅弘復興相、山本幸三地方創生相の失言や国会での不安定答弁がニュースとなった。「安倍1強」体制の慢心と弛緩だけでなく、在庫一掃人事や「臭い物にふた」の政権運営など、長期政権の「隠れた病理と通弊」が露呈し始めたようだ。

「揺れる1強」の下でもう一つ目立つのは、連立政権を組む自民党と公明党とのすき間風である。