はた・しょうのすけ●1974年生まれ。日本たばこ産業を経て2001年にカカクコム入社。06年取締役、16年6月より現職。(撮影:今井康一)

──ネット業界の中でも、高水準の利益率を維持してきました。

特別なことではないと思っている。ネット企業といっても、いろいろな事業から成り立っているところが多い。うちは手掛ける範囲が(利益率の高い)ネットメディア事業にほぼ収まっている。そういう構造の違いがあるだけだ。

むしろ今後気にしていくべきは利益体質を引き締めることよりも、ある程度の投資をしながら新しい価値を作ること。「価格.com」「食べログ」以外のサイトも増え、あらゆる消費活動をカバーする会社になったが、十分に中身の詰まっていない、改善の余地の大きいサイトもある。

加えて、テクノロジーの発展によって、昔は無理だと思われていたような、まったく新しいサービスを生み出せる可能性も広がってきた。