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3月の自動車メーカー首脳らとの会合。ホワイトハウスは動画を公開しており、このときのやり取りが見られる(ロイター/アフロ)

3月15日、トランプ大統領はミシガン州デトロイトで自動車メーカー首脳を集めた会合を開いた。「米国で雇用を増やし、新しい工場もつくってほしい。それこそが今日私がここに来た理由だ」。会の冒頭で大統領はそう語った。その後、各メーカーのアピールが始まった。

独フォルクスワーゲン幹部が「今7000人を雇用しているが、もっとプレゼンスを上げたい」、現代自動車(韓国)幹部が「向こう5年で31億ドル投資する」と話すと、大統領はいずれにも「サンキュー」と満足げな様子。会合は和やかに進んだ。

的外れだったトヨタ、起亜は100点満点

出番が回ってきた北米トヨタのジム・レンツCEOは、米国に自動運転技術の開発本部を置いていることや人工知能分野に10億㌦を投資することを説明した。だが、トランプ大統領はレンツ氏の話をさえぎり、「ここに新しい工場をつくらなければならない」と“口撃”。「わかります」と苦笑いで答えるレンツ氏に、「難しいことだとはわかっているが、ここに工場をつくらなければならない」と強調した。