3日に発生した地下鉄車内爆発事故の犠牲者のために献花するプーチン大統領。自らの政治戦略の行く末に、事件は不安をもたらした(ロイター/アフロ)

4月3日午後2時40分(日本時間午後8時40分ごろ)、ロシア第二の都市サンクトペテルブルクの地下鉄車内で爆発が起きた。

〈スクボルツォワ保健相によると10人が死亡。50人近くが負傷した。プーチン大統領はテロの可能性を視野に捜査を進める考えを表明した。/国家反テロ委員会によると、爆発後、現場とは別の地下鉄駅で爆発物が発見された。同時多発テロを狙っていた可能性もある。〉(4月4日「朝日新聞デジタル」)

この爆発が起きたとき、ロシアのプーチン大統領は、同国を訪問中のルカシェンコ・ベラルーシ大統領と会談するためにサンクトペテルブルクに滞在していた。

〈プーチン氏は、爆発の直後、予定通りルカシェンコ氏との会談に臨んだ。テレビで報じられたその表情は硬い。手を前に置き、右足の先を細かく上下させるなど、衝撃を受けた様子がありありと映し出された。