脱サラFCオーナー超入門

「脱サラして一国一城の主になる」「第二の人生で店を始めたい」。退職金などを元手に、フランチャイズ(FC)への加盟を目指すオーナー志望者は多い。

FC加盟はよく、「弱者の戦略」と呼ばれる。身一つで事業を立ち上げて成功するのは難しいが、知名度の高い商標や優れた経営ノウハウをFC本部から買うことで、リスクを減らして起業できる。実際、ダスキンの一加盟店から上場企業にまで上り詰めたナック創業者の西山由之氏(→関連記事へ)のように、複数業種を経営し、年商数百億円以上のメガFCオーナーとなる成功者も存在する。

しかし、FC加盟の失敗談はそれ以上に多いのが現実だ。FCオーナーは独立した事業者で、サラリーマンと違い労働基準法などの法律で守られることはない。加盟金目当ての悪質な本部に捕まってしまえば、目も当てられない。FC本部の選び方から、経営者としての資質が問われるといっても過言ではない。

本稿では専門家や日本フランチャイズチェーン協会(JFA)への取材を基に、FC本部選びで失敗しないための七つの鉄則をまとめた。