(出所)日本フランチャイズチェーン協会資料を基に本誌作成

「今日は西暦2017年3月22日、水曜日。弥生、天気は晴れ!」。4歳の女の子たちが元気に声を上げる。東京・世田谷区にある幼児教室の七田チャイルドアカデミー(以下、七田)で開かれている授業の風景だ。50分間の授業(4~5歳クラスの場合)の中で、単語や絵が書かれたカードを素早く読むフラッシュカードや歌、詩の朗読、100玉そろばん、迷路など約25種類の取り組みが次から次へと行われ、子どもたちは退屈する暇もない。

多種多様な取り組みを行うクラス。保護者も参加し、講師からアドバイスをもらう(撮影:梅谷秀司)

七田は30年前、幼児教育がそれほど一般的ではなかった時代に教育学博士の七田眞氏(09年に逝去)が創設。現在では山形県を除く全国に約450教室を展開するまでに拡大した。研修にも使われる直営教室は13教室のみ。ほかはフランチャイズ(FC)で展開する。

FC展開にこだわったのは創設者の七田氏。「教育とは人間対人間の営み。プログラムは必要だが、それ以上にオーナーや講師の個性を生かすことが不可欠」と考えたためだ。