バレンタインデーにすっぽかされた約束はホワイトデーにも果たされなかった。経営危機に陥っている東芝は3月14日、異例の決算再延期を公表した。

子会社の米ウエスチングハウス(WH)の内部で、一部経営者による不適切な圧力があり、過去にさかのぼって会計を精査する必要があるという。東芝自身がやっていたように、決算の「チャレンジ」が行われていたとしたら、因果は巡るといえようか。

すでに白モノ家電と医療部門は切り売りしてしまった。今回は虎の子のフラッシュメモリ部門を分社化し、株式の過半数売却を進める。WHも株式売却を検討し、新生東芝は社会インフラが主体の企業として再出発する。