中国による日本アニメの“爆買い”がすさまじい。2015年に中国が日本アニメの配信・放送などを目的に結んだ契約は286件(日本動画協会のデータ)と、前年比4.4倍になった。契約額もここ数年で数倍に急騰。足元では「1話当たり3万~5万ドルは当たり前、『進撃の巨人』のような超人気作品なら10万ドルも」(同協会関係者)という。

背景には動画配信サービスの戦国時代ともいうべき熾烈な競争がある。インターネット検索大手百度(バイドゥ)傘下の愛奇芸(アイチーイー)と騰訊(テンセント)は、ユーザー数2億人超のマンモス事業者(下表)。そこにアリババ集団傘下の優酷(ヨウク)(上写真)が続き、3強体制を形成している。下位にも複数のプレイヤーがひしめき、ユーザー獲得競争を繰り広げている。