[記事のポイント]

(1) 三井住友銀行の役員OBの再就職先は、世間的には無名だが数々の会社の大株主である銀泉を起点にすると体系的に見えてくる

(2) みずほ銀行の場合、合併前の旧富士銀、旧興銀、旧第一勧銀それぞれに領分がきまっていて互いに侵犯しないという

(3) 三菱東京UFJ銀行の有力OBは、社外役員に就いているケースが多い。OBの役職を巧みな玉突き人事で保持している

 

メガバンクの役員OBは、どんな会社に移っているのか。再就職先とポストを調べてみた。

銀泉を起点にすると 再就職先が見える?

三井住友銀行の場合、副頭取や専務クラスではカード会社や信託銀行、日本総合研究所など、三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下企業の社長になっている。いわば定番ともいえる再就職先だ。

三井住友銀行の直系会社ではないが、元専務の南浩一氏が社長である京阪神ビルディングは東証1部上場で住友系の不動産会社。会長以下、6人の社内取締役のうち5人が旧住友銀行出身である。