返礼品が人気で、もはや「お取り寄せ」感覚。総務省が15年度に制度を改定したことも後押し

高級肉や酒、食事券に家電製品……。豪華な「お礼の品」がもらえることで近年、人気が高まるふるさと納税。納税額は2015年度に1652億円に達し(図表1)、16年度は3000億円に迫るとみられる。

[図表1]
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「納税」とはいうものの、税法上は都道府県・市区町村への寄付だ。生まれ故郷だけでなく、観光で訪れた、被災地を応援したいなどいかなる理由であれ、自由に自治体を選べる。地域振興を目的に08年度、当時の総務相・菅義偉氏の旗振りで始まった。